【読書・おすすめ】森見富美彦氏の小説をほぼ全て読破している私が氏の小説を紹介する!

 

f:id:chobu0415:20170824055824p:plain

 

こんばんは、ちょぶです。

 

さて、皆さま読書はされていますか?

読書といっても多岐に渡りますが、私は最近小説をあまり読んでいません。

自己啓発書やビジネス書も良いですが、小説を読んで違う世界を追体験するのも良いですよね!

というわけで、今回は私がおすすめする著者の小説をご紹介していこうと思います。

 

森見富美彦氏の小説を紹介する!

森見富美彦氏は京大出身の小説家で、代表作には以下があります。

『太陽の塔』(2003年)
『四畳半神話大系』(2005年)
『夜は短し歩けよ乙女』(2006年)
『有頂天家族』(2008年)

 

ご存知の方も多いかとは思いますが、『四畳半神話大系』や『有頂天家族』はアニメ化、『夜は短し歩けよ乙女』はアニメ映画化されています。

 

森見富美彦氏の小説を少しでも読んだことがある方は、「偏屈な大学生+奥手な恋愛」というイメージを持たれている方も多いですよね。

勿論そのイメージがすぐに思い浮かぶほど個性ある人物を描くのに定評がある森見氏ですが、それだけではないんです!

独特な言い回しや、ちょっと捻れた個性ある登場人物が好きな方、作品ごとに実は共通した舞台設定があって、同一の人物が他の作品にも登場しているのが好きだなんて方、是非一度読んでみることをおすすめします!

 

というわけで、森見氏の小説をほぼ全て読破している私が氏の小説を紹介していきます!

 

森見富美彦氏の著書一覧等

Amazon.co.jp: 森見 登美彦:作品一覧、著者略歴

amzn.to

 

『夜は短し歩けよ乙女』

森見ワールドが詰まった、「へたれ大学生+奥手な恋愛」と「黒髪の乙女」のを描いた小説です。

この物語では、先輩(主人公)と黒髪の乙女のすれ違いを楽しみましょう。

後半になって、「やっと君と会えた。君に話したいことがたくさんあるんだ。」的なやつです。

夜の街、古本市、学園祭とそれぞれの舞台で意図しない形で中心人物となっている黒髪の乙女。そしていずれの舞台においても主人公となれない主人公。

「あの夜の出来事、それとあの日の出来事、それにそれに・・・」とようやく出会うことのできた2人のお話しはまたあとで。

そんなソワソワな展開だらけの小説です!

 

本書に登場する人物や団体や、以降にご紹介する作品にも時折出没します。

ベースとなる時代背景や設定が共通しているので、

「あー、あの小説で出てきてた人やんけ!」とか好きな方は、まずこの本を読んでみるといいかもしれません!

 

『四畳半神話大系』

こちらも「偏屈で阿呆な大学生+奥手な恋愛」の象徴する小説です!

主人公が大学でサークルに入り、サークル内での諸々の悪事?・黒髪の乙女との恋愛が話の大部分を占めます。

実はこの作品、主人公が「もしこのサークルを選んでいたらどうなるのか」を複数の切り口で物語っています。

いわゆる「パラレルワールド」として、黒髪の乙女との恋愛はどうなるのか、違う世界線でのそれぞれの結末が描かれます。

ループ物とは少々異なりますが、それ系の話が好きな方はきっとこの小説も楽しめるはず!

 

四畳半王国見聞録

京都の愛すべき阿呆な学生を描いた7つの短編集です。

既にご紹介した『四畳半神話大系』にも登場する人物や団体も多々出てきます!

くだらないことに全てを捧げるその男たちの雄姿が描かれ、個性が喧嘩するレベルの強烈な登場人物達が立ち並ぶこの小説は、好き嫌いがはっきりするかもしれません(笑)

 

馬鹿なことに全力で、本気で、真面目に向き合うその姿は、当時大学生である自分を思い出します。

自分と違った大学生活や自分の当時を思い出してみたい方、是非読んでみて下さい!

 

ペンギン・ハイウェイ

ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。

あらすじより

 このあらすじだけで、興味をそそられませんか!

小学四年生には不釣り合いなほど大人びた思考や発言、そして振る舞いをする少年と、不思議なお姉さんの物語です。

恋という言葉は知っていても、それそのものを知らない少年はお姉さんに何を想っていたのか。

正直なところ、これを読んで泣きました。

今までにご紹介した小説とは一転し、偏屈な大学生は出てきません(笑)

少々ファンタジーな内容もありますが、これもまた一つの森見ワールドの形です。

偏屈大学生の物語に飽きたな、、ちょっと合わないな、、なんて方にはおすすめの一冊です!

 

恋文の技術

先に紹介した小説のハイブリッドと言ったところでしょうか。

本作品では、京都から能登の研究所に急遽異動となった大学院生が主人公です。

そして主に取り扱うテーマはタイトルにもある通り、「恋文の技術」です。

恋に悩む主人公は、同級生、研究室の女子先輩、過去に家庭教師をしていた小学生や、実妹、そして筆者ご本人である森見登美彦に手紙を送りつけます。

もうそれは、懐かしの交換日記のような日常レベルな内容ばかり(笑)

しかし、それらの文通を通して諸先輩方からご指導を賜り、恋する乙女へ送る恋文の技術を磨き、その苦悩が描かれる物語です。

一般的な小説での物語展開とは異なり、「手紙でのやりとり」が軸となってきます。

そのため、ちょっとしたタイムラグによるすれ違いや面白さが特徴的です。

 

最後に

興味が出てきた小説はありましたか?

  • 京都に詳しくなりたい
  • 大学生の記憶を思い出したい
  • 不慣れな恋愛を追体験したい
  • 変人に憧れている

こんな方は、是非どれか一冊でも読んでみて下さい(笑)

普段接しない表現や語彙はとても魅力的ですし、少なからず私は影響を受けている部分があります。

読書の秋に向けて、チェックしてみては如何でしょうか!